コーヒー豆フライパン焙煎はまずい!?バリスタ歴12年が教える正しい自宅焙煎の方法を紹介!

コーヒー豆
コーヒー豆 フライパン焙煎はまずい!?
バリスタ歴12年が教える正しい自宅焙煎の方法を紹介!!

 

こんにちは!きぬの小屋です!!

「自宅でコーヒー豆を焙煎してみたいけど、道具がないし難しそう……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

「フライパン焙煎したコーヒーはまずい!!」という意見もあります、、、泣

本当に美味しくできないのでしょうか?
それとも、やり方次第で美味しく仕上げることができるのでしょうか?

 

結論、、、、、、、納得のいくコーヒーはできます!!!!

 

実はフライパン焙煎で初心者からでも要所要所のポイントを踏まえれば、フライパンでも最高の一杯を手軽にコーヒー焙煎ができます!

この記事ではフライパン焙煎の良し悪しを検証しながら、初心者でも美味しくコーヒーを焙煎する方法をご紹介します!

 

コーヒー豆の特徴

 

 

まずはじめに、コーヒー豆は、品種や産地によって風味が大きく異なります!
また、焙煎の仕方によっても味が変わるため、自分好みの豆を見つけることが重要です
一般的に、コーヒー豆の風味には以下のような要素が影響を与えます!

  • 産地:
    エチオピア産はフルーティーな酸味が特徴、ブラジル産はナッツのような甘みが強い
  • 品種:
    アラビカ種は香りが豊かで酸味が強め、ロブスタ種は苦味が強くカフェイン含有量が多い
  • 焙煎度:
    焙煎の深さによって味のバランスが変わる

深煎りと浅煎り

焙煎度合いによって、コーヒーの味わいは大きく変わります!
人それぞれ好みが分かれるのでまずは自分がどの焙煎度合いが
好きなのかを把握する必要がありますね(^-^)
どちらにも良さがあるので、気分やスイーツとの相性で選ぶのも楽しめます!
コーヒーの世界は奥深いから、浅煎りと深煎りを飲み比べて、自分の「推し煎り」を見つけよう!

浅煎り

「浅煎り」とは、焙煎時間が短く、豆の水分が多く残っているのが特徴!
酸味が際立ち、ベリーやシトラスのようなフルーティーな風味を楽しめます!
豆本来の個性がダイレクトに感じられるので、シングルオリジン(単一産地)の豆との相性も抜群です!
香りも華やかで、軽やかな口当たりが魅力!

  • フルーティーで酸味が強い
  • 豆の個性が活かされる
  • 香りが華やか

深煎り

「深煎り」とはしっかり時間をかけて焙煎されるため、豆の色は黒く、表面に油分がにじむほど!
その分、酸味は控えめになり、苦味やコクがぐっと引き立ちます!
チョコレートやキャラメル、スモーキーな風味を感じたい人にぴったり!
エスプレッソやカフェオレにもよく合います!

  • 苦味が強く、コクがある
  • チョコレートやナッツのような甘みが出やすい
  • カフェオレやエスプレッソ向き

フライパン焙煎はまずいと言われる理由

残念ながらフライパン焙煎が「まずい」と言われることがある理由はいくつかあります

  1. 焙煎ムラが起こりやすい
    フライパンでは豆を均一に加熱するのが難しく、一部が焦げたり一部が生焼けになったりすることがあります
  2. 煙や匂いが充満しやすい
    焙煎中に豆の薄皮(チャフ)が飛び散ったり、煙が多く出たりするため、換気が不十分だと室内に強い匂いが残ってしまいます
  3. 温度管理が難しい
    コーヒー豆の焙煎には適切な温度管理が必要ですが、フライパンでは温度を一定に保つのが難しいため、仕上がりにムラが出やすいのです

フライパン焙煎で美味しく仕上げるコツ

フライパン焙煎は工夫次第で美味しく仕上げることができます
以下のポイントを押さえて挑戦してみましょう!

1. 適したフライパンを選ぶ

焙煎には厚手で大きめのフライパン鉄製(黒くて重ーいやつ)やアルミ製(パスタパンと言われているもの)などが向いています!
特に鉄製のフライパンは熱伝導が均一で、焙煎ムラを抑えることができます
フッ素加工のものは安価で使い易い反面、鉄製やアルミ製は高価で手入れが面倒ですが、
半永久的に使えるので一つ買っておくのがおすすめです(^^)

2. 生豆(きまめ)を適量用意する

一度に焙煎する豆の量は100g前後がおすすめ!
多すぎるとムラが発生しやすく、少なすぎると温度管理が難しくなります

ちなみに一般的に、1杯のコーヒーを淹れるのに使う豆の量は約10g前後
が目安とされています!

もちろん、好みの濃さや抽出方法によって前後するけど、ドリップコーヒーなら 10gで1杯(約150ml)がスタンダード、なので毎回10杯分ずつ焙煎していくイメージで!!

3. 火加減と時間を調整する

  • 中弱火でじっくり焙煎
    強火にすると豆の外側だけが焦げてしまうため、僕のおすすめの目安は中弱火で17ほどかけて焙煎しましょう
  • 豆を絶えず動かす
    木べらやフライパンを振るなどして、豆が均一に熱せられるようにします
    ↑↑ここが一番重要!!
    我が子を愛でるように、美味しくなれ〜美味しくなれ〜と言いながら!
    絶えず!休まず!根気よく!
    決してフライパンから目を離さないように!!!
  • 焙煎の進行を見極める
    豆の色や「パチッ」という1ハゼ・2ハゼの音を目安に、好みの焙煎度合いで火を止めます
    ※パチパチと音が鳴り、煙が沢山出るのでビビらず焦らず!

4. 焙煎後の冷却と保存

  • 焙煎が終わったら、すぐにザルなどに移して扇風機やうちわで冷やします。
  • 完全に冷めたら密閉容器に入れ、1日〜2日ほど寝かせることで味が落ち着きます。
    ※早く淹れたい気持ちをグッと抑え、必ず寝かせるようにしましょう!

    焙煎後すぐはガスが多く全く美味しくないです(T. T)

まとめ

フライパン焙煎は確かに難しさもありますが、その分たくさんの楽しさがあり

コツを押さえれば美味しいコーヒーを自宅で楽しむことができます!

まずは少量の生豆で試しながら、自分好みの焙煎を探求してみてくだい!

自分で焙煎したコーヒーの味はほんとーに格別でなんです!

ぜひ挑戦して、最高の1杯を楽しんでくださいね(^^)

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